転職、採用関連では、売り手市場と言われ、企業は人材採用に苦労しています。しかし、人気企業に限ってはそんなことはなく、むしろ求職者のほうが入社したくても簡単には入れないという状況になっています。そのようにして求人倍率や「売り手市場」という言葉だけでは実態はつかめないというのが現状です。
そんな中、採用に成功している企業もありますが、その違いは何なのでしょうか。
ダイレクトソーシング、ソーシャル、リファーラル・・・・などなど様々な採用手法はありますが、今回は転職エージェントを活用して技術者採用を成功させているX社の事例をご紹介します。
X社は基本的に求人媒体などでは募集せずに自社ホームページと転職エージェントのみの採用活動を行っています。そして採用担当者Aさんの考えで、転職エージェントは当社と大手R社の2社のみしか利用していませんでした。
そのようなお話は以前から聞いてはいましたが、改めて何故そのようなやり方を続けてきたのか聞いてみました。
X社が求人媒体を使わない理由
転職エージェントを2社に絞っている理由
何故当社とR社の2社なのか
企業、応募者双方を良く理解している転職エージェントを利用する
X社の採用担当者Aさんのお話を伺ってみると、求人企業には深く深く入って行かなければ、良い転職支援は出来ないということが良く分かります。
転職を考えている方の視点に立ってみても、求人企業の深い情報があったほうが、間違いなく良いです。そのような視点で転職エージェントを選ぶと、自分にとっての良い企業に出会うことが出来るのではないかと思います。
採用の形はどんどん変化していく
世の中はどんどん変化していきます。採用の世界でも同じです。今回のX社の事例は、多くの採用手法や考え方のうちのほんの一例、そして現時点では成功しているやり方というだけです。
各社のカラーがあると思いますので、自社ではどのようにするのが最善かを考え、実験しながらベストな方法を探し出していくという地道なやり方が、成功への近道なのではないかと考えています。
また、その時その時の採用トレンドもありますので、ずっと同じやり方をしていると、自分のところだけ採用出来ないということにもなりかねません。
変化に柔軟に対応しながら、採用マーケティングという視点で取り組んでいく必要があると思います。
弊社の場合、技術者を紹介するだけではなく、採用コンサルという視点でのご支援をさせていただいておりますので、是非個別にご相談いただければと思います。