転職を決めたら順次確認していきましょう。前回は、内定承諾から退職願提出まででした。今回はそのつづきのやるべきことです。
業務引き継ぎは資料を残す
引き継ぎ業務のフローや留意事項、関係先情報などは、データや紙媒体で資料を作成し残すようにしましょう。引き継ぎ中は後任の方がわからない事があってもその場で対応できますが、退職後はそうはいきません。あとから確認できるように記録として残すことで、どこまで引き継がれたのか明確にわかります。また、資料は後任の方だけでなく、上司やチームメンバーとも共有できるようにしておきましょう。
転職先企業への入社準備
入社間近の転職先企業から、必要書類などが自宅へ送られてくるようになります。扶養手続きが必要な家族の有無や、通勤経路と定期代、企業年金制度などがある場合には加入の案内などです。企業により事前に準備するものは異なりますので送られてきた資料を確認し、役所等での入手が必要なものはないか、提出期限までに準備しましょう。
提出物を郵送する場合のお助けコラムはこちら→【書類送付のマナー】添え状をそえよう
有給休暇を消化しますか?
Noの方は次項目へ!
まとめて有給休暇を取得する場合は、事前にメンバーへ伝えておきましょう。業務の引き継ぎが有給休暇消化ありきの無理なスケジュールにならないようご留意を。また、うっかりする人が多いのは『有給残日数の把握違い』です。いま把握している残日数は、いつ時点のものですか?あらためて確認しましょう。
休暇中は家族サービスやリフレッシュ、自己啓発など有意義に過ごしたいものですね。そして、この時点ではまだ前職企業に在籍中の身であることも忘れてはなりません。
最終出社で行うこと
企業により手順は様々ですが、最終出社で行う項目としては、
- 入門証や作業服など貸与品の返却
- 使用PC、デスクなどのクリーンアップ
- 秘密保持誓約書、退職チェックリストなどへの記名押印
- 退職証明書などの受領
といったことが挙げられます。また、お世話になった方々へ最後のご挨拶もしましょう。