転職経験のある人なら入社後にギャップを感じていることがあると思います。
多くの方はどのような事にギャップを感じたのでしょうか。
企業文化・風土に関するギャップ
たとえば個々の家庭でもあることで、友人宅に泊まりに行ったら洗濯物や食器の取り扱いに独特のルールがあって戸惑った経験をしたこともあるのではないかと思います。
同様に会社でも、仕事の考え方やスピード感、進め方など入社して過ごしてみてあらためて気付くことも多いようです。
これは、新卒で入社した会社での慣習というものが「当たり前」「普通のこと」であると感じていることから、転職した企業では「当たり前」「普通のこと」に違和感を覚えるという場合がほとんどです。
どうしても順応できない、あまりにも非常識、と感じる状況であれば紹介エージェントや第三者機関に相談してみましょう。
待遇・職場環境に関するギャップ
入社前に聞いていた話と違うから感じるギャップです。
たとえば、残業時間について「ウチはそんなに残業時間は多くありませんよ」と言われていたが実際には転職前より残業時間が多かった、という話をお聞きしたことがあります。「多くない」と言われると、「現状よりも多くならない」と解釈する方がほとんどです。
「ウチはそんなに多くない。深夜残業になることはまずありませんし、週1日は定時退社日です。」と言われたら「それって多い方」と感じますか?それとも「なるほど多くない」と感じますか?
現状の労働環境により感じ方は人それぞれです。面接時あるいは入社前の面談ではなるべく、残業時間や賞与支給実績などの「数字で表せるもの」は具体的な数字を聞いて、現状とのギャップを認識しておきましょう。
転職において、「ギャップを感じる場面はある」と考えておいた方が良いです。前職との違いを全てネガティブ捉えてしまうと転職そのものが否定的になってしまいますし、前職より良いと感じる「嬉しいギャップ」も多々あるはずです。「転職して良かった」と思える会社を目指しましょう!