転職先が決まって一安心。夢と希望に溢れた新生活が始まります。しかし、新しい環境には、新しい問題があるものです。
転職後の苦労・・・
転職というのは、リスクを伴うものです。特に大きなリスクは、環境が変わること。新しい環境が自分に合えば良いですが、合わなかったらどうするか・・・。特に、環境への不満から転職した人が、前職よりも悪い環境と感じたり、大して変わらなかったと思ったり、『思っていたのと違う』と感じたり。
リスクを覚悟して転職しているのでしょうが、新しい環境へ行ったら、そんな初心は忘れてしまう人も多いものです。『喉元過ぎれば熱さを忘れる』。この、初心を忘れて、新しい環境への不満が出始めるのが、3~6ヶ月の時期に多いと感じています。
新天地への入社当初は、転職活動の時の想いも色濃く、気持ちも高ぶっているので、少々の苦労は辛いと感じないでしょうし、それよりも希望の方が大きいでしょう。(因みに、この時点で不満が勝っている人は、よっぽどの状況ですので、お気を付けください)
しかし、職場に慣れてきて、新天地の夢や希望も現実に戻ってきて、ふと『この転職は成功だったのだろうか』と考えてしまうのでしょう。
環境や他人のせいにしないこと!!
確かに、どうしようもない問題を秘めている環境というのはあるでしょう。
しかし、通常の場合は、環境や他人のせいにしても何も解決しません。
新参者として入社すれば、そこはアウェイです。そこで周りに期待するのは、周りの全員に『合わせてください』と言っているのと同じです。
自分が周りに合わせることも大事です!!
『郷に入っては郷に従え』という言葉の通り、まずは自分の方から周りに合わせましょう。それが適応するというものでもあります。
周りの方々は、その環境でやってきている訳です。そこには必ず理由があります。なるべく否定せずに、それがその環境での正解だと思いましょう。
不満が出てきたときこそ、自分が素直になっているか、他人のせいにしていないか、努力しているか、過度な期待をしていないか。しっかりと見つめなおしてみてください。
新しい環境に馴染むのにかかる時間は人それぞれです。焦ってネガティブな答えを出さないように気を付けましょう。