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中庸を大切にする

善悪二元論

当社は1月4日から2023年の営業を開始いたしました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

気づけばあっという間に1週間が経ってしまいました。。。コロナの2020年からは、特に時が経つのが早くなっているような気がします。空白の○○年とかにならないように今年も頑張っていきたいと思います。

さて今回は、2020年初頭から3年間、コロナ問題をきっかけに色々と考えさせられることが多く、振り返ってみるといくつか気づきがありましたので、その中の一つをお話したいと思います。

分断や争いのない平和な世の中にするにはどうしたら良いかというお話です。

善か悪かという話

生まれてからずっと変わっていないことなのに、今までずっと気づかずに(というよりも考えずに)生きてきましたが、この3年間を冷静に振り返ってみると、善か悪かってその人の考え方や立場で決まっているものであって、一般的に(常識的に)言われている良いこと、悪いことも結局は人が決めたことなんだよなぁって、思うようになりました。

「そんなのみんな分かってるよ。当たり前じゃん!何今さら怪しげなこと言ってんの!?」って思われるかもしれませんが、今さらそう思うようになったんです。。。

身近なところで言えば、「自分は良かれと思って、他の人にしたことが、その人にとっては迷惑」ってのは、よくあることだと思います。

これは価値観の違いとも言いますが、善と思ってしたことが、相手からしたら悪とまでは言いませんが、良くないことということですよね。

これくらいの話なら大きな問題にはなりませんが、国全体で善と悪に分けてしまったらどうなるでしょうか。

善悪二元論は分裂、争いを生む

例えば、コロナをきっかけに様々な考え方が出てきました。

一方で、多数決的に上記で悪とされている側は、

となっていました。

この件ですっかり国内では分裂が起き、ちょっとした争いにもなってしまいました。

これらは過去にないウイルスであったり、過去にない技術のワクチンだったりするので、参考にできる前例がなく(近現代史をちゃんと勉強すると参考になる前例はあるのだとは思いますが)、個人個人の考え方のぶつかり合いになったのではないでしょうか。

どちらが正しい(善)とか間違っている(悪)とか、決めつけるようなことが起こると、争いが起こるようです。

さらに国と国の話となると戦争に発展することもあります。

ウクライナ、ロシアの問題も日本でテレビや新聞を見ているだけだと、ウクライナが被害者であって、ロシアが侵略者といった、善と悪に分けられているように見えます。

詳しいことは良く分かりませんが、どちらが悪という話ではなく、ウクライナの正義とロシアの正義がぶつかっているのが今の状況なのではないのかなと思ったりもします。どちらも善(正義)だと思って行動していますよね。多分・・・。

当然、本当のところは分からないので、軽率なことは言えませんが。

AかつBであるという考え方で平和に

善か悪かというお話をしましたが、要するにAとBに分かれることって日常でもよく目にすることですが、AもBもあると考えられるのが一番平和なのではないかなと思います。

自分と違う意見や考え方が出てきたら、めくじら立てて全力で否定したり叩いたりするのではなく、「そういう考えもあるよね。でも自分はこういう考え。」という世の中になれば、争いは減るのではないかと思います。

きれいごとだ!って思われるかもしれませんが、少なくとも私は争いのない平和な世の中にしたいので、AかつBであるという中庸の考え方を意識していきたいと思います。

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