今年に入ってから耳にすることが増えた【嫁ブロック】。

よめぶろっく【嫁ブロック】

転職・独立起業・転居などの人生の転機で遭う妻からの阻止・防御。類似語に【旦那ブロック】、【親ブロック】がある

某国民的アイドルグループの独立問題が取り沙汰された際に、メンバーの妻が発動したという噂からじわじわ上昇しているワードです。【嫁ブロック】は、ある転職エージェントさんが名付け親だと言われていることもあり、転職場面において使われることが多い言葉です。

弊社にご相談にいらした方の中にも、嫁ブロックを発動された方はいます。嫁ブロックの次に多いご相談が【親ブロック】です。こちらも内容は嫁ブロックと同様で、父親・母親を問わず発動される傾向にあります。

今回は、転職時に発動される嫁ブロックについてまとめてみます。

【嫁ブロック】が発動するとき

現実的な話だと感じられない

「夢を追うようなことを言って」「現実逃避したいだけでしょ」と、話の内容にリアリティが感じられない場合。

生活水準が保障されないのでは?

入社初年度は賞与も期待できないし。今の会社で順当にキャリアを積んでくれれば年収イメージももてるし生活設計もたてやすいのに不安・・・。という意見も多数。

そんな会社知らない

「え、なにその会社」

この一撃で仕留められてる方もいます。親ブロックの場合は追撃で「潰れそうじゃないの!」っていうのもあります。知らないから潰れそう、とは根拠のない意見ですが、強烈な打撃力があるようです。

そもそも転職したいなんて聞いてない

「転職はとても大きな事なのに、事前に相談がない」「なんで勝手に決めた?」

イヤ、こちら側の言い分もあると思います。前から言ってたのに聞いてない・・・。自分は勝手にいろんな事決めちゃうくせに・・・。

わかってると思いますが通用しません。

できる対策はしておきましょう

転職を考え始めたら、対策準備も始めましょう。備えあれば憂いなしです。

注)全ての方にあてはまる事ではありません。万が一発動された際はご容赦ください。

普段から現状を話しておく

今の会社やご自分を取り巻く状況を話しておきましょう。現状維持も考えて前向きに善処してみる事も含みつつ、転職も選択肢にあるということを折に触れ伝え「そんなに考えてるのであれば・・・」と一体感を持ってもらいましょう。

メリットとデメリットをリスト化

転職に夢や希望を持つ事は悪い事ではありません。ですがこの時点では極力、現実的な話題に終始しましょう。「名前は知らないけどー、何をしてるかわかる」会社もたくさんありますので、どんな会社なのかも併せて情報提供しましょう。

「I」ではなく「We」で話す

「自分ひとりの問題だと思ってる?」と誤解されてるかもしれません。嫁ブロック発動の起因は双方にあると考えましょう。相談して良かった、されて良かった関係づくりのために、常に主語は「We」で話す心がけを。

心配する気持ちが発動させてしまうものです。しっかり話すことで思いがけないアドバイスをもらう事もあるようです。