音楽を聴くことで体調は変化する
ストレスによりアンバランスになった心身を癒す効果があるとされるものとして「音楽療法」というものがあり、音楽を聴くことで、自律神経バランスが回復するとされています。ある医療団体が実施した実験によると、音楽を聴く前と後では不安や疲労が低下していると感じたり、唾液中アミラーゼが低下しているなど「リラックス状態」になることが確認されたそうです。
音楽を聴くというアクションは今すぐにでも実行できそうだし、効果を実感するのに時間がかかることもなさそうです。最近では、カフェのようにBGMを流しているオフィスも増えてきていますよね。
どんな音楽が効果的なのか
癒し効果が得られるという「1/fゆらぎ」を持つ音楽はクラシックだそうです。α(アルファ)波が誘発されてリラックスしやすい状態になります。ですが、「仕事に集中したい日中にゆったりとクラシック音楽を聴いていると逆にパフォーマンスが低下しそう」というご意見もあるかと思います。
そんなときはアップテンポな曲調のものを聴いたりするのも良いですし、クラシックに限らず、自然音を取り入れたものなど、自律神経のバランスを整えるとされるオリジナルBGMのCDなども数多く販売されています。
朝は仕事に取り掛かる導入としての音楽、昼はスピーディーに仕事に取り組める音楽、夕刻は疲れた頭や体をクールダウンさせる音楽、といった選曲をするのも良いでしょう。
ともあれ、あなたがリラックスできる音楽を聴くことから始めてみましょう
ロック音楽好きの友人が「妊娠中に、胎教に良いというクラシックCDをもらったので聴いていたけど、普段聴き慣れないからかえってストレスに感じてた。」と言ってました。
まずは、ご自分が心地よいと感じる音楽、前向きな気持ちになれる音楽を選んで快適に過ごしましょう。