健康診断は会社の義務

会社の定期健康診断、受けてますか？労働安全衛生法に基づき、会社は従業員に対して年に一度は健康診断を実施しなければなりません。とはいえ社内には受診しない、したくない、という従業員もいて、「受診しなかった社員とその直属上司の賞与を減額」を実施する企業も出てきたほど、受診率アップをはかっています。

健康診断を受診しない人の意見として聞くのは、「面倒だから」「業務多忙だから」「（血液検査の）注射がイヤだから」などが多いです。人間ドックですと半日～1日がかりですが、通常の定期健康診断はそれほど時間はかかりませんし、年に一度のことですから前向きに考えてほしいものです。

また転職においても、内定時に直近で受診した健康診断結果の提出を求められる場合もあります。

「ちょっとした不調でなんか不安」な気持ちが解消できる

毎年受診することで、前前年度、前年度と今年度の健診結果比較ができます。それぞれの数値を見て、どんなところを気を付けていけば良いかや、改善結果を見て取ることができます。

また、日ごろの生活で「なんか調子が悪い」といった状態がある方は、健康診断を受けることで原因が判る場合もあります。「よくわからないけど、なんか変」な時は、いろいろと考えてしまい不安な気持ちになることもあり、メンタル的にもふさぎこんでしまうこともあります。原因がはっきり判ればそこを改善（治療）すれば良いわけですから、可視化することで不安要素が取り除けるというメリットがあります。

ストレスチェックもできる

2015年から一般健康診断と同様にストレスチェックも義務化されました。これによりご自身のストレス状態も確認できます。気になるところがあれば相談窓口へ行くなどの早期対策も可能です。