職業病っていう言葉がありますが、皆さんはありますでしょうか?私は、元技術者ですが、未だに技術者時代に患った持病と付き合っています…
電気技術者は、頚椎を痛めがちなのか!?
私自身の話になりますが、もう何年も前、技術者でした。ジャンルは電気。当時、コンパクトデジタルカメラ全盛期でした。そのデジタルカメラの中に入っている基板の開発を行っていました。
開発の仕事の中で、一番多い『作業』は、『半田付け』だったと思います。一般の方に半田付けと言うと、技術の授業で、針金のついた抵抗等の部品を、基板の穴に通して、富士山型に半田を盛る、という事をイメージされるようですが、デジタルカメラの基板は、もっと部品が密集していて(実装密度が高いと表現します)、その部品はチップ部品と言われる直方体の小さな部品で、一番小さい部品はごま粒のように小さかったりします。
この部品を、正確に実装したり、交換したり、アクロバティックなつけ方(通常と違う向きに付けたり)をしていると、顔がどんどん基板に近づいていきます。机に置いた基板に近づいていいく状態を想像してみれば、姿勢が悪すぎますよね。
そうして、私は、『ストレートネック』という症状になり、『ギックリ首』(勝手に言っていました)を何度か発症し、頚椎に爆弾を抱える事になりました。
整形外科、指圧、鍼灸、カイロプラクティック、…、色々と試し、通いました。残念ながら完治はなく、今でも良いお付き合いをしております。
これって、電気技術者の持病なのかな?と思っていますが、同症状が判明しているのは数人。これから電気技術者の方と面談する時には、聞いてみようかな…(笑)
皆さんは、職業病ってありますか!?
たぶん、色々な職業ならではの、職業病があるのでしょうね。事務職の方は座りながらパソコン作業ばかりで、腰を痛めそうですよね。タクシー運転手は、お尻が大変らしいです。
肩こりも、腰痛も、持病になる人が多いですが、日々の生活習慣から、バランスが崩れたり、運動不足になったり、血行が悪くなったり、身近な原因が多いようですね。ですので、根本的な改善は、自分で気を付け、日々の改善していくしかないようですね。
因みに、私と同じ、『ストレートネック』というのは、最近ではスマホやパソコンのし過ぎでなる症状と言われているらしいです。
こういった、関節や神経の痛みは、寒い時期は血行が悪くなるのと相まって酷くなります。
何をするにも、身体が資本ですからね。皆様、ご自愛くださいませ。