季節の変わり目や年度の節目などに挨拶を交わすことが多いですよね。とくに、年始は年賀状を送付するなどしますが、最近では「年賀状の制作、送付が面倒」ということで挨拶を省略している方も多いようです。

なかには「日ごろ連絡をとらず年賀状だけの間柄になってしまったから、もう(出さなくても)良いかな」という方もいると思います。しかし、そんな間柄だからこそ【節目のご挨拶】をすることでお互いの情報を交換することができるのです。

夏季休暇のこの時期は、残暑見舞い(暑中見舞いの時期は過ぎてしまいましたので)のご挨拶で近況をお知らせするチャンスです。「わざわざ見舞状を郵送するのが面倒」という方は、メールやSNSメッセージなどを通じて連絡をとってみてはいかがでしょうか。夏の暑さも手伝って、年始の挨拶よりカジュアルにアプローチしても良い感じがします。

実際に私も、このような挨拶メッセージを送ることで旧知の方と近況情報をやりとりしています。

「新規営業所の開設メンバーとなり、忙しい毎日です。」とか「転職して半年経ちました。」とか「現在、出張で〇〇にいます。来週帰るので飲みましょう。」などのメッセージをもらいました。そんな連絡をきっかけに久しぶりに顔を合わせ、趣味やビジネスに新たなネットワークが生まれることもあります。

とくに転職を検討されている方は、社外の人たちと接点をもつことで、ご自身の考えを整理できることもあると思いますし、自分の置かれている環境を客観的に見ることもできます。同年代の方に限らず年上の方でも年下の方でも、その時の立場での活躍ぶりを聞くことでとても参考になります。

ちょっと疎遠になってしまった人へ連絡をとるきっかけに、今後のキャリアを見直すタイミングとして、挨拶メッセージを送ってみましょう。