退職の理由や、転職を考えるきっかけというのは色々とありますが、その中でも『自分の努力を評価されない』というような事も結構あるようです。
誰よりも頑張っている自分!!
周りの人たちと比べて、自分は頑張っている!と感じる事ってありますよね。これ自体は素晴らしい事です。
仕事となれば、楽したい事もあるでしょう、やる気の出ない時もあるでしょう。また、周りの人につられてサボってしまう、というのは人の心理にもあります。そんな中でも、『周りの人よりも頑張っている!』と言える事は素晴らしい事です。
自分は周りから評価されているか!?
頑張っている自分を確認出来たら、次に気になるのは、『評価されているかどうか』だと思います。頑張った成果というのは、誰しもが望むものです。
目に見える評価をもらえる場合!
頑張った評価として、『表彰される』『昇給・昇格する』『ボーナス等を沢山もらう』、というような分かりやすい評価をされれば全く問題ないでしょう。達成感と、評価された嬉しさ、そして実益が得られます。こういった評価がされていれば不満もないでしょう。
周りから認められていると感じる場合!
直接具体的な評価でなくても、『周りから一目置かれる』『後輩の手本にされる』『リーダー等を任される』となってくれば、『評価されている』と実感出来るでしょう。
頑張っているのに評価されていない・・・
問題はこのパターンです。上記のように具体的な事でも、感覚的な事でも、『評価されている』と感じられるかどうかといのは、かなり『モチベーション』に左右します。
特に、他人との比較をした場合、
『○○さんよりも頑張っているのに・・・』
『○○さんばっかり褒められている・・・』
確かに、こういう状況では気持ちが落ちてしまいますね。
『頑張っている』とは!?
そもそも、『頑張っている』とはどういう事なのでしょうか。
- 『誰よりも早く出社している』『誰よりも遅くまで残業している』
- 『誰よりも多くの仕事量をこなしている』
- 『誰よりも多くの顧客を担当している』
- 『誰よりも多くの売上を上げている』
- 『誰よりも気遣いが出来ている』
- 『誰よりも職場を盛り上げている』
どれも頑張っていると言えるでしょう!
『頑張っている』と『評価される』という事は!?
頑張っている方々にこういう話をするのは酷なのですが、今回のテーマの最重要ポイントはここです。前項目の、頑張っている事の例を見てみても、他人から評価される頑張りと、そうでない頑張りがありますよね。また、これは組織や職種によっても違います。
営業系の仕事であれば、売上、利益、効率、顧客の評価等が重要視されるでしょう。
管理系の仕事では、効率、仕事量、他部署との連携等が重要視されるでしょう。
技術系の仕事では、成果物、納期、コスト削減等が重要視されるでしょう。
いずれにしても大事なのは、『何を求められているか』を理解することです。
方向性が間違っていたら修正すればOKです!
頑張っているのに評価されない人の多くは、頑張っている方向性が間違っている場合が多いようです。そうしたら、方向性を修正するだけでOKです。何故なら、『頑張れる』という貴重な能力を持っているからです。方向性を修正したら、また頑張れば、次は評価されるでしょう。途中でまた方向性がズレてきたら、また修正しましょう。
但し、『評価される=喜ばれる』と捉えて、常に自分に何を求められているかを考えましょう。
方向性のズレに気付けるのか!?
実は、ここも非常に重要です。そもそも、方向性がズレていても頑張っている人が、自分自身でそのズレに気付けるのか!?
恐らくそうそう気付けないでしょう。
そういう時は、素直に周りの方に聞いてみましょう。
『頑張っているのに評価されないんですけど、私ってズレてますかね?』
聞きづらい事ですが、この一言が聞けるかどうかで、翌日からの貴方は大きく変わるはずです。
頑張って、評価もされましょう!!