超売り手市場ということもあり、転職市場が活性化しています。
それもあってか、最近特に「転職を急かされている」と困っている技術者を多く見かけます。
例えば、以下のような話を良く聞きます。
沢山の応募を迫られる
多くの求人情報を見せられ、応募するかしないかを迫られるというのです。
こういう書き方をすると、怖い感じのお方が脅迫してくるのを想像しますが、そのような話ではなく、やんわりとした丁寧な口調で迫ってくるようです。「書類選考通過率は1割程度なので、最低10社は受けましょう。」と言われたから、というような話は良く聞きますが、それははっきり言って応募の段階でマッチングが出来ていないだけです。
応募しないと言うと何故ですかと詰められる
応募しないと言った企業があると、何故応募しないのですかと詰められるから、気を使ってしまうというのです。
普通に理由を聞いてくるだけの場合は次につなげる為に必要な事なので良いことだとは思いますが、詰められるのはちょっと辛いですね。。。
内定承諾を急かされる
内定が出るとすぐに承諾を求められるというのです。
他の選考も進んでいて、各社同じくらいの志望度の場合は、「真剣に各社比較して納得した上で入社を決めたいので。」と正直な気持ちをストレートに伝えて相談するべきです。そういう部分の調整は転職エージェントの仕事ですので、エージェントを信頼して調整は任せたほうが良いです。
とにかく焦らないでください!
転職しようとしている本来の目的を見失わないでください!
沢山企業を受けることが目的でしょうか?
内定が取れる企業を獲得することが目的でしょうか?
じっくりと冷静に考えていただきたいです!
それぞれの技術者にあった企業へ入社できるということが大切だと思います!
転職はちょっとしたショッピングとは違います。
もっともっと大きなイベントだと思いますので、真剣にじっくりと考えて、入社する企業を選んでいただきたいと思います。
転職エージェントはパートナーとしてうまく活用していただきたいです。
そして私達転職エージェントも「求人紹介オペレーター」、「人材紹介オペレーター」にならないよう、常に本質を忘れず取り組んでいきます。