ここ1年で色々な事が変わりました。特に、職場環境や働き方に関しての変化は、働く方々へ直接影響があります。今回は、通勤に関しての変化を見てみましょう。

通勤する場合

まずこの分け方をする事自体が今までになかった事ですね。まずは会社へ出社、通勤する場合を考えてみます。

時差出勤

製造業界の働き方で一番多く聞く変化がこのパターンです。通勤ラッシュ時間を避ける為に、出社時間を1〜2時間早め、それに伴い退社時間も早めているパターンが多いようです。その他、部署や職種によって時差を作ったり、ローテーションさせたりしています。感覚的には、サマータイムのような感じですかね。

出社日数の制限

出社日数を減らす事で、感染症対策をしている企業も増えています。全体的に実施している場合、部署や職種によって分けている場合、社内での密を避ける為に、部署内での出社人数制限をするなどの工夫も行われています。

公共交通機関使用を禁止

通常は、公共交通機関での通勤にしている企業が、感染症対策の為に禁止する事象が出てきています。会社が近ければ、徒歩、自転車、そして距離があれば自家用車での通勤となります。しかし、このような場合は、駐車場がありませんので、近くの時間貸駐車場などを利用しているようです。

通勤しない場合

もちろん、在宅勤務であり、テレワーク、オンライン等を活用するのですが、『そんなの今や当たり前でしょ!?』と言われるでしょうね。しかし、【製造業】という前提がありますので、そう簡単にはいきません。

完全在宅勤務の事例

出社しない働き方というのは、かなり画期的です。だって、物を作る業界ですからね。それでも、一部の設計職等で、テレワークのみで可能としている企業、職種が出てきました。CAD上で図面を描いたり、PC上でのシミュレーション、プログラミングなど、テレワークが可能な業務は沢山あります。しかし、まさか完全在宅に出来るとは・・・と最初は驚きました。それだけ、社員の感染症対策への本気度があり、それを実現させる努力を感じ取れる事象です。

基本在宅勤務の事例

現実的に多いのはこちらです。基本的に在宅可能な業務はテレワークで行い、一部出社しないと出来ない業務のみ、出社して行うという事です。具体的には、週1〜2日出社するようなパターンです。今後、この働き方が増えたり、継続しそうな気がしますね。

まとめ

時代の流れと共に働き方も、環境も変わっていきますが、今回の新型コロナによる影響は、急激に、必要性を帯びて変化してきました。柔軟に新しい働き方、環境に順応していく事も重要になりますね。

また、転職においては、もう一つ重要なポイントがあります。転職と同時に、この大きな変化が起こるのです。例えば、今までは毎日出社するのが当たり前だった環境から転職したら、研修からオンラインで行われて、出社したくても出社出来ないとか。テレワークで働いていけると田舎に引っ越した後に転職する必要性が発生するとか。転職した途端に自家用車出社の必要が出たけれど車を持っていないとか。転職先を決める上での条件が、少々増える事になりそうです。