面接で残念な結果をいただくとき、その理由として
「積極性が感じられなかった」
「やったことない業務に取り組めないと感じた」
といった話を聞くことがあります。転職は、応募書類作成、面接とあらゆるプロセスにおいて主体性をもって動くことが重要です。
面接で聞かれなかった
得意なこと、強みをもって取り組んだことなどあるけれど、「それを面接で聞かれなかったから、答えられなかった。」という方いませんか?
面接において、こちらが答えやすい聞き方をしてもらえるとはかぎりません。聞かれなかったから言えなかった(言わなかった)という姿勢は企業側に、「言われた仕事しかやらない人」と思われてしまいます。
また、「面接に来るように言われたから行く。」という感覚で面接に臨んでいたりしませんか?これでは主体的な姿勢とはほど遠く、企業側に「今日は何をしに来たのだろう」と感じられても仕方ないでしょう。
エージェントからの紹介、企業からのダイレクトオファーなど、応募のきっかけはいろいろあるかと思いますが、興味をもつポイントがあったからその企業に応募したはずです。企業側も、「この会社で働きたい!」という思いを熱心に伝えてくれる人を「当社に迎えたい!」と思うものです。聞かれなくても伝えるべきこと、伝えたいことはしっかりアピールしましょう。
話を途中で遮られた
面接の雰囲気は、その場にいる方のタイプによってさまざまです。雑談のような会話に終始することもあれば、面接の冒頭から、技術的な質問をいきなり聞かれるような場合もあります。昨日面接した企業と明日面接する企業は違うのですが、いろんな意味で過去の体験に引きずられてしまいます。
「先日面接した企業は、話を最後まで聞いてくれてそのあと質問してくれたけど、今日の企業は聞きたい事を次から次へと質問してきて最後まで話せなかった。」
たしかに、矢継ぎ早に言われると焦ってしまったり、最後まで言い切ることができなかったりしますよね。そのような場面では、「自分のアピールポイントを話すチャンスをもらえなかった」と捉えるのではなく、「仕事を進めていくうえでこのような状況のときはどう対応するかをチェックされている」と捉えてみましょう。話さなければならないことを端的に表す必要性が出てきますよね。
自主的に発言せず「良いところを見つけてもらおう」という姿勢でいると、「新たな環境で新たな事を身につけようといった積極性が感じられない人」と思われてしまいます。
受け身の思考ではなく、主体的に動いてみましょう。