今まで書いてきた面接関連記事まとめです。製造業界の技術者で転職活動されている方は、面接の際の参考にしていただければと思います。

担当してきた製品や技術経験を正確に伝える

「今まで経験してきたことを話せばいいんでしょ。」と思われるかもしれませんが、確かにその通りです。しかし、おさえなければならないポイントがあります。

よくあるのが、「○○については簡単なことしかやってないんで・・・。」といった、主観で仕事のレベル感を伝えてしまうパターンです。これは面接官としては、中身よりも「簡単なことしかやっていないのかぁ。」という部分に意識がいき、あまり経験していないというように受け取られてしまう可能性があります。レベル感は受け取る側が決めることですので、何をやったかという「事実」のみを伝えることが大切です。

謙虚というのは悪いことではありませんが、面接では、あまり謙虚になりすぎると、「経験が浅い」とか「技術力が低い」と思われてしまう可能性があります。

他にもポイントがあるので、下記記事を参考にしてください。

趣味はPRに変えられる

「趣味の話なんて仕事と関係ないんじゃない?」という方がほとんどですが、そんなことはありません。もちろんメインのPRにはなりませんが、プラスアルファのPRになりますので、過去も含めて自分はどのようなことにハマってきたのかを改めて考えて整理しておくことをおすすめします。

特に技術職の場合は、車いじりやバイクいじりをしているとか、電子工作をやっているなど、ものをいじったり、作ったりする趣味は、直接的PRになります。

ネガティブな内容になりがちな退職理由の伝え方

退職理由というのは、どうしてもネガティブになりがちですよね。それは当然のことです。嫌なことがあるから、不満があるから、改善したくてもできない環境だからなどなど、初対面の人が聞いたらネガティブに受け取られかねない内容が多いと思います。では、テクニックで何とかなるのかというと逆効果の可能性も出てきます。

ポイントは良く見せようとするのではなく、しっかりと事実を並べて、言葉に出してみることです。すると自分の言葉なので、自分自身納得感が出て、堂々と相手に説明できるようになります。

下記は実際にあった事例を紹介している記事です。↓

緊張対策

面接は緊張しますよね。緊張しているということは、その面接、その企業のことを真剣に考えていて、成功させたいという思いがあるということですので、逃れることはできません。

もし、緊張しないとすれば、どうでも良いと思っているか、面接受けすぎて慣れてしまったか、ネジが一つ外れてしまっているかだと思います。

では、緊張しているから面接でうまく話せなくても良いのかというと、そんなことはないという現実があります。

緊張していても面接本番でしっかりと話ができるようになる方法を紹介している記事です。↓

質問に対してすぐに答えられるようになるには

面接は質問、回答のキャッチボールになりますので、テンポよく進んだ方が印象よくなりますよね。しかし、普段の会話ではテンポよく話せても、面接となると面接官の質問に即答できないことが少なくありません。

しかし、中にはテンポよく回答できる人もいます。それはどのような人なのかを下記記事で紹介しています。

食い違いの事例と解決法

面接は初対面同士の会話になります。付き合いが長く、お互いのことをよく知っている仲であれば、阿吽の呼吸でコミュニケーションが取れたり、勘違いがあってもすぐに修正できたりしますが、初対面同士、しかも面接となるとそうはいきません。

よくある面接での食い違いとその解決法について事例を挙げて下記記事で説明しています。

面接の最後にある「何か質問はありますか?」で気をつけたいポイント

面接の最後には必ずと言って良いほど、「何か質問はありますか?」と聞かれます。ここは非常に大切な場面ですので、数合わせ的な感じで準備してはいけません。その会社に入るとしたら聞きたいことって結構あると思うんですよね。その「自分が本当に確認しておきたいこと」をしっかりと質問することが大切です。もちろん「サービス残業ありますか?」などといった質問は言うまでもなくNGです。

そして、質問に対して企業側が回答してくれた時のリアクションも非常に大切です。質問に対して回答してもらったのに、反応なしでは印象悪いです。「何でその質問したの?」となります。

質問を考える際は、なぜそれを聞きたいのかを自分自身に問いかけてみると、質問して良い内容かどうかの判断がしやすくなります。

実際にあった面接でのやりとりを下記で紹介しています。

最終面接を通過する技術者の3つの共通点

弊社で転職支援を行ってきて、最終面接を通過する技術者には共通点があることに気づきました。

下記で詳しく説明していますので、是非参考にしてみてください。

企業が何を求めているのかを知ること

「何がやりたいか」ということは非常に大事で、弊社の面接対策でも一緒に準備する内容ではありますが、それにはまず前提として、「企業が何を求めているのか」を理解しておく必要があります。当たり前のことと思われるかもしれませんが、実際は企業が何を求めているかをしっかりと掴みきれていない状態で面接を受けてきたという人が少なくありません。

下記の順番でしっかりと準備しておくことが大切です。

1
企業が何を求めているのかを正確に理解しておく

2
自分は何ができるのかを明確に言えるように整理しておく

3
入社したら自分は何をしたいのか、何を実現したいのかを想像しておく

面接質問集

最後に、面接で実際に聞かれた全ての質問と一部質問に対する回答の解説を下記で公開していますので、面接対策の準備資料としてお使いください。