転職活動のペースというのは、人それぞれです。それは個人の自由なのですが、昨今、外的要因により、焦って活動している方が多いような気がします。結構気になっていますので、今回のテーマにしてみました。
売り手市場と言われて何年も、、、
転職市場と言われる業界では、もう何年も『売り手市場』と言われ続けています。簡単い言うと、需要と供給という考え方の基、『求人数が多く、求職者数が少ない』という構図です。単純に考えれば、『求職者有利』な訳です。沢山の求人の中から、選べる立場になれる、そんな可能性が高い訳です。
ものづくり業界も同じです!
こういう状況の変化は、業界や職種によって差異があります。我々の専門分野である、『ものづくり業界』も同様に『売り手市場』が続いています。なのに、ちょっと雰囲気がおかしいのです。
優位なはずなのに焦ってる!?
通常の理屈ですと、『売り手市場』なのですから、優位な立場になるのですが、転職相談に来る技術者の方々はそうではない方が多いのです。常に『焦って活動している』人が多いのです。何故か?と聞くと、『転職エージェントの方から急がれていまして、、、』という話なのです。
エージェントの都合に合わせてはいけません!!
私もこの『エージェント』に入るのですが、敢えて言います。『エージェントの都合に合わせてはいけません!!』。主役は貴方です!!急がせる、焦せらせる時には、それは何故かを考えてください。その上で、納得する理由がなければ、合わせる必要はありません!!
ドーンと構えていれば良いのです!!
本当に『売り手市場』なのであれば、ドーンと構えて、じっくり見極めて、応募や線香を進めれば良いのです!!
実情をもう少し詳しく!
『売り手市場』の現実は、内定が出る人は複数社から出る可能性が非常に高くなっています。正直、『数年前の基準だったら内定もらえないだろう』と思う経歴内容の方でも、選考ハードルが少し低くなっている企業が多いようで、内定が連発する事が少なくありません。ですので、内定が出そうな方こそ、焦ってはいけませんよ!!
選考に苦戦する方について
前項のような書き方をすると、誰でも内定が取れると勘違いされそうですが、もちろんそういう意味ではありません。実際に選考で苦労されている方も多くいらっしゃいます。それは、『現在の選考基準にマッチしていない』か、『元々のマッチングが出来ていない』か、いずれのパターンが多いようです。
まとめ
選考に苦戦されている方は、工夫して積極的に動くべきですが、内定が出る方に関しては、『焦るべからず!』、『エージェントの都合に合わせるべからず!!』、と繰り返しお伝えします。回答期限を短くして焦せらせたり、エージェントが誘導するような事は、決してあってはなりません!!