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中途採用選考による勝負所を決める!!

カードゲーム中の卓上に並ぶトランプと大量のチップ

十人十色、それは中途の選考においても同じです。貴方と同じ人はいません。そして、同じ選考もありません。貴方らしい選考をする事が大事になる場面があります。

難しい選考と感じている場合

もし、貴方が中途採用求人に応募しようとしていて、その求人を『難しい』や『無理そう』と感じていた場合、どのように選考を進めますか?

何となく選考を進めてはいけません!!

『選考なんて、書類を出して、面接して、相手が決める事でしょう』と思っている人は非常に多いと思います。その流れでいくと、『数打てば当たる』と運任せになります。しかし、それで内定が出た会社へ行けば良いのでしょうか?そもそも、選考が有利になるように工夫しないのでしょうか?そうです、選考の可能性を上げる為の努力や工夫をしましょう!!

どういう努力、工夫をすれば良いのか!?

それでは、どのように努力や工夫をすれば良いのか?と思いますよね。これに関しては、過去のブログにも書いていますので、それらも参考にして頂きながら、今回は、『勝負所を絞る』という方法について書かせて頂きます。

選考の勝負所を絞りましょう!

選考に関するポイントは沢山あります。その全てに関して、プラスにしていく事が重要ですが、全てを望んでも上手くいきません。そこで大事なのが、貴方の勝負所、つまり勝てるポイントに絞って特に力を入れる事です。

まずは、求人のポイントをしっかりと理解しましょう!

これは転職活動の基本ですが、企業研究をしてその企業の事をしっかりと理解して、求人の内容もしっかりと分析します。どういう人を求めているのか、経験を重視しているのか、知識を重視しているのか、ポテンシャルなのか、人物的な部分なのか、汎用性なのか、専門性なのか、・・・という風に、求人によってかなり求めているポイントは沢山ありますし、大体は複数の要素が求められます。

求人のポイントと、自分自身をマッチングしましょう!

次に、自分自身とマッチングします。つまり、求人で求められているポイントと、自分自身がマッチする部分と、マッチしない部分を分けていきます。また、マッチする部分に関しては、そのマッチ度合いも考えます。例えば、『人に教えられる』、『得意と言える』、『経験がある』、『知識がある』、『聞いたことがある』、『聞いたこともない』、のような形での表現が考えられます。

マッチング度合いに合わせて、アピールの仕方を考えます

もし、この時点で『マッチング100%です』という方がいたら、内定間違いなしでしょう。しかし注意点が二つあり、マッチング100%という事はまずあり得ないという事、そして例えマッチング100%であったとしても、それを相手(企業の選考者)へ正確に伝えられなければ意味がありません。実際には、求人の各要素に合わせて、マッチング度合いの高い方から考えて、しっかりとアピールする事が大事です。そして、マッチング度合いの低い要素に関しては、いかにマイナス要素にしないようにするかという工夫も必要です。

選考でアピールって、どうすれば良いのか?

まず、選考はほぼ書類選考から始まります。という事は、書類上でアピールする事を考えなければいけません。そして、書類選考通過へ向けて工夫をしましょう。選考者が、『この人は求人とのマッチング度合いが高そうだから面接しなければ』と思わせたら大成功です。面接に進んだら、今度は言葉で伝えなければいけませんので、喋ってのアピール、しっかりと伝える事が必要です。『この人ならば、この求人で活躍してくれるだろう』と思ってもらえたら大成功です。

選考マッチング度合いにおける勝負所!

このように、求人とのマッチングにおいて、貴方の勝負所を見極めてください。そしてそれをしっかりと相手にアピールとして伝えましょう。もし貴方が、『何となく』選考を受けようとしていたのならば、これでかなり選考にプラス要素が加わるはずです。

選考段階による勝負所を考えてみましょう!

今度は、違う視点での勝負所を考えてみます。選考段階について考えると、多くの企業では、『書類選考⇒一次面接⇒二次面接』となります。そして、その合間に、適性検査や筆記試験、実技試験などが入る事があります。

書類はしっかりと作りこむ

前項でも触れた通り、まずは書類選考ですから、全ての人にとって重要です。よく、転職マニュアル等に、『職務経歴書は、A4で2枚以内にまとめて、内容は簡潔に項目だけを書く事』というようなアドバイスがあります。しかし、鵜呑みにしない方が良いと思います。何故ならば、冒頭で触れた通り、十人十色だからです。これは、転職者も十人十色ですし、選考者も十人十色です。難しい時、上手くいかない時は、工夫してみましょう。

面接を勝負所にする場合

何と言っても、面接をしない企業はないでしょう。様々な形式がありますが、選考において面接をします。もし、面接が貴方にとっての最も勝負所であれば、とにかく面接対策をしてください。実務経験に自信があるのであれば、それをしっかりと伝える事が大事です。実務経験に自信がないのであれば、面接の喋りで、どのようにアピールするか、しっかりと工夫してください。

面接で勝負する自信がないという場合

面接が苦手という方は多いです。どうしても面接で勝負出来ない、自信がないという場合は、どうしたら良いのでしょうか?

試験で勝負する!

条件は限られますが、試験を重視している企業もあります。例えば、実践的な試験を行っている企業です。専門知識を問う問題や、実際に設計や製作をさせる場合もあります。こういう企業は、技術力重視ですから、面接で多少喋れなくても試験で出来ていれば良い、という考えの場合もあるのです。また、第二新卒採用を考えていて、ポテンシャル重視の企業の中には、基礎学力や適性が大事と考え、それ用の試験(SPI、TAP、3Eなど)の結果を参考にしています。

成果物で勝負する!

技術力をアピールするのに、一番分かりやすいのは成果物です。それを使っていかにアピールするかは、工夫のし甲斐があるのではないでしょうか。過去にも、発売されている製品、趣味で制作したもの、図面やソースコード等を選考に活用して成功した人も多数いらっしゃいます。但し、社外へ持って行って良いものかどうか、その企業の方に見せて良いものかどうか、しっかりと判断してから使用しないと、逆に選考を終わらせる事になりかねませんので、気を付けてくださいね。

プレゼンテーションで勝負する!

面接となると上手くいかないが、プレゼンテーションは得意という方もいます。この場合、自主的に面接をプレゼンテーション形式にしてしまう事で、上手くいった方もいます。もちろん、一方的に行わず、選考側の了承を得るか、自然とそうなる流れを作るか、という工夫が必要です。

まとめ

今回は、選考の成功率を上げるために、個人個人の『勝負所』を作る方法を考えてみました。応募したいと思える企業・求人の数も有限ですし、無駄な選考にならないように、『何となく』受けるという事を無くし、しっかりとした作戦に基づいた努力と工夫を行う事で、より良い転職活動に繋げていきましょう!

但し、本当に『十人十色』ですし、なかなか個人で工夫するのは難しいかもしれません。そういう時は、プロにご相談くださいませ。

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