応募した企業の選考結果が見送りとなると、とても残念な気持ちになります。しかし、もっと残念なことがあります。それは「職務経歴書の不備」です。これにより選考結果を左右することになりかねない場合もあり、大変もったいない話です。

職務期間は合ってますか?

経験職務の期間を誤って作成してしまうケース。求人要件に「機構設計経験3年以上」などの記載がある場合、実際は要件に該当しているにもかかわらず誤って1年程度しかないように見える経歴書を作ってしまった!せっかくのチャンスが台無しです。

他にも見受けられるのが「西暦と和暦の混在」。どちらかに統一しましょう。履歴書と職務経歴書も揃えるほうが良いでしょう。

英数字は半角?全角?

これは誤りというよりスタイルの話になりますが、意外に混在されている方が多いケースです。
ひとつの職務経歴書の中に「SolidWorks」と「SolidWorks」があったり、「2010年」と「2010年」があったり。ちょっと残念な感じですよね。これもどちらかに統一したほうが見栄えが良くなります。

残念三兄弟「誤字・脱字・変換ミス」

結構な割合で登場する三兄弟です。誤字はタイプミスで発生しやすく、カナ文字や英字に多く見られます。脱字は文字をデリートしたときに、勢いあまって正しいはずの一文字を欠落させてしまうケースが多いですね。変換ミスもちょいちょいあります。「仕事」を「死後と」と誤変換されている経歴書を見たときは、なぜか軽い敗北感をおぼえたほどです。企業へ提出する前に見つけて良かった!

コピペ、しましたね。

同じ用語や似た表現はコピペ対応することも多いと思います。ノリノリで『Ctrl+V』キーを押しまくり、「あとで編集しよ」と思いつつすっかり忘れてしまうケースです。おかげで職務期間がぜんぶ同じだったり、コピー元の言葉が誤字であったために全てが誤字で埋め尽くされていたり。これも大変もったいない事ですよね。

少し時間をおいてから見直しを

作成してすぐ見直すことは大事です。加えておススメしたいのは、少し時間をおいてからの再チェック。食事や休憩をとってから、あるいは翌朝などに見直すことで新たな気持ちで経歴書を見ることで第三者的目線でのチェックができるのです。「ですます調」と「である調」、異なるフォントや字体の混在など細かい点にに気付くこともできます。