浦林 次郎前回は、【派遣技術者からメーカー社員になる方法！】と題して書かせて頂きましたが、結果的に前置のような内容になってしまいました。
今回からは、実際の成功事例をご紹介しながら、本当の意味での「派遣技術者からメーカー社員へなる方法！」を考えていきたいと思います。
今回は、【自動車業界】に絞ってみました！！
様々な業界、職種がありますので、その中から幾つかご紹介していこうと思いますが、今回は「自動車業界」をご紹介します。
実は、最近一番多いパターンが、「自動車業界」なのです！！
現在、自動車業界（完成車メーカー、サプライヤーメーカー等）の求人は多い状態です。リーマンショックをきっかけに業績も厳しくなり、当然採用も控えている時期がありました。景気回復や、次世代開発等、要因は様々ですが、2年程前から各社積極的採用になっています。ですので、必然的に転職成功の可能性が上がるのですが、特に、「自動車業界」で派遣からメーカー社員への転職が成功しやすい時期と考えられます！
転職の流れを確認してみましょう！
派遣で大手メーカーで働き、技術力がついた頃に、『この仕事でずっとやって行きたいな』と思ってメーカーへの転職を考える方が多いようです。派遣で働き出す時は、『色々な仕事をしたい』『まだやりたい事がハッキリしない』等、最初のきっかけは様々ですが、派遣先で自動車関連の開発業務に就いています。
意外だったのは、『自動車の設計をするにようになってから、自動車が好きになりました』という方がいた事です。世代も関係するのかもしれませんが、『自動車好きは小さい頃から』という固定観念がありましたが、そんな事は無いという事を教えてもらいました。
派遣技術者のどこを評価するのか！？
大事なのは、『技術者としてしっかりと経験を積んでいるか』という事です。自動車関連のメーカーには、沢山の派遣技術者の方々が働いています。今や、『派遣技術者なしに日本の自動車業界は成り立たない』と言っても過言ではないでしょう。そういったメーカー側の方々は、『派遣でも優秀な人は優秀』という事を良く知っています。なので、派遣技術者の採用は『優秀な経験者を採用出来る大チャンス』な訳です。ですので、もし貴方が自動車関連メーカーで技術を身に付けているのならば、その経験を活かした転職が出来る可能性があります！
経験をそのまま活かすか！？新たな挑戦をするか！？
キャリア採用ですから、職務経歴を評価されるのは間違いありません。今までやってきた事をそのまま活かすのならば、お互い分かりやすいです。
実際に、弊社に転職相談にいらっしゃった方の中でも、『駆動部品』『樹脂部品』『プレス部品』のように、専門的な部品の開発業務に携わっていた方で、その経験をそのまま活かせる職種への転職を成功させた方が一番多いです。
しかし、『応用を効かせる』という考え方で、経験とは少し違う開発にも挑戦した方がいます。これは難易度が上がるのですが、上手くマッチング出来ると成功出来る可能性があります。もちろん、弊社でも成功実績がございます。ですので、経験を活かすのが一般的ですが、他にチャレンジしたい求人があれば、一度検討する価値があるかもしれません。
現状は機械設計職の方が主ですが・・・
やはり、自動車業界の設計開発職というと、機械設計職の方が多いです。弊社での成功事例も、ほぼ全員機械設計職です。
しかし、実は求人にはあらゆる職種がありますので、その全てで可能性があります。ソフト開発や電気設計は、現代の自動車の機能通り、ニーズが高いです。
その他、CAE解析や、生産技術、評価試験職、その他専門的で特殊な開発職もあります。そして、企業も沢山ありますので、選択肢も非常に多いのが実情です。
今がチャンスかもしれません！！
転職相談において、『焦って転職する事はオススメしません』。
しかし、確かにタイミングというのは大事です。実際、求人が無ければ通常は応募出来ません。そういう意味では、自動車業界は特に、今がチャンスと言えるかもしれません。
自動車関連メーカーへの転職を考えている方は、お気軽にご相談くださいませ。