採用活動において多くの企業が導入しているSPI検査。高い支持力があるということはそれなりの理由があるからで、これは軽視できませんね。ではSPI検査とは何でしょうか。
SPIは、Synthetic Personality Inventoryの略で「総合適性検査」のことです。現在はSPI3が利用されています。
SPIでわかること
人柄・人物イメージがわかります。
初対面の人へ自分を好印象に見せようと考えるのは誰にでもある心理です。それが企業面接となれば尚の事、良い部分をよりアピールしたいですよね。しかし、企業側が知りたいのはあなたの本質的な特徴、人物像です。加えて仕事面での特徴や社会人としての基礎力などがわかる。それがSPIです。
検査は2構成 『能力検査』と『性格検査』
能力検査には、いわゆる国語にあたる言語能力問題と、数学にあたる非言語能力問題があります。言語能力問題では、語句の意味や空欄の補充、長文の読解といった設問があり、非言語能力問題では、割合や確率、表の読み取りといった設問があります。
性格検査は設問に対して、はい/いいえ で回答します。行動的・意欲的・情緒的側面および社会関係的側面と組織適応性が表れます。
はい/いいえ の回答数で高い点数が得られるという性質ものではありません。また、企業の風土や組織構成により企業側の着眼点も異なりますし、職種によって結果に傾向があります。技術職の方と営業職の方では結果の表れ方は違ってくるものです。
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ぶっつけ本番で挑むと、出題量の多さや設問内容に圧倒されてしまい本領を発揮できないこともあります。SPIは対策本なども多数出ていますので事前にできる準備はしておいたほうが無難です。慣れておけば設問の読解スピードも向上し、回答のコツもつかめます。
本番では焦らずに落ち着いて、素直な気持ちで受けましょう!