ほとんどの方が、「類は友を呼ぶ」という言葉をリアルに感じたことがあるのではないでしょうか。

また、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」や、エスター・ヒックス、ジェリーヒックスの「引き寄せの法則」、アラン・ピーズの「ブレイン・プログラミング」などを一度は読まれたことがあるかもしれません。

実はそれらの話は、皆さんが転職活動で体験している世界です。

「思考は現実化する」とは

今回は詳細を述べることはしませんが、簡単に言うと「自分が思ったことは現実になる。リアルにそしてより具体的に良い未来をイメージできれば、そのようになる。逆にネガティブなイメージを持っていると、ネガティブな未来が訪れる。」というような話です。

「なんだ、思うだけでいいなら簡単じゃないか。」と思うかもしれませんが、ポイントを押さえていないと、簡単にはうまくいきません。

例えば、金持ちになりたいと思っても絶対になれません。

何故、「絶対に」と言い切れるのかというと、「思考は現実化する」のシステムは、潜在的な意識が現実になるようにできているからです。

今の「金持ちになりたい」の例で言うと、「金持ちになりたい」というのは、顕在化された意識であって、その裏側には「お金がないから」「お金の不足感を感じているか」という潜在意識があります。「思考は現実化する」のシステムでは潜在意識が現実化するということが重要なポイントになります。

ビジネスでもそうですが、正しくフレームワークを理解していないと、成果は出せません。

また、潜在意識がすぐに実現するのかというと、実はそうではなく、時間差がありますし、「ひらめき」が降ってきたりした時にすぐに実行することや、「チャンス」のタイミングを逃さないことなど、他にも大事なポイントはあります。冒頭で挙げた本を読んだだけでは、思考を現実化するのは難しいのです。

詳しくは別の機会にお話させていただくとして、今回は転職活動のお話ですので話を戻します。

転職活動では今の自分と同じような企業を引き寄せる

私は転職支援の初期段階で必ずお伝えしていることがあります。

「自分が転職活動で取り組む姿勢と同じ企業を引き寄せます。」

例えば、しっかりと真剣に取り組んでいれば、採用を真剣に考えている企業を引き寄せ、逆にいい加減な取り組み方をしていると、いい加減な企業を引き寄せてしまいます。

転職先が決まって入社後に、

  • こんなはずじゃなかった
  • 入社前と話が違う
  • 前の会社のほうが良かった
  • やりがいを感じられない
  • モチベーションが上がらない

という状況では、転職をしないほうが良かったということになってしまいます。そうならない為にも、転職活動は手間がかかって大変な作業にはなりますが、忙しくとも何とか時間を捻出して真剣に取り組んでいくべきです。

結果には必ず原因があるのです。

自分にとっての良い企業を引き寄せるには

まずは、とにかく履歴書、職務経歴書をしっかりと作成しましょう。

これが転職活動から入社後までの全てに影響してきます。

職務経歴書を作成していくプロセスは、深く経歴の振り返りを行うので、「俺って意外と結構色々経験してきるな。」とか「結構やるじゃんオレ(わたし)。」などと自己肯定感が高まったり、何をしていた時にやりがいを感じたのかや楽しかったかなどの気づきもあり、キャリアの方向性を決める判断材料になります。

Point

ここで自分のことを正確に知ること、そしてポジティブな気持ちになれることが大事なポイントです。

面接に行く前の準備にしても、内定が出た際の決断にしても、職務経歴書の正しい作成プロセスを踏んでいれば、その時になって焦る必要もありませんし、迷いもなくなります。

「そんなこと言ったって、職務経歴書の正しい作成プロセスなんて分からんよ。」と思われるかもしれません。その点は大丈夫です。履歴書、職務経歴書の書き方については、我々転職支援のプロが添削、アドバイスしながら進めて行くので何の心配もありません。経歴の深い振り返りをして、誰でも必ず完成させることが出来るのでご安心ください。

他人事のような感じではなく、主体的に転職活動に取り組む!というスタンス、覚悟があるかどうかだけです。

採用を真剣に考えられている企業は、しっかりと経歴書を見てくれます。

そのような企業であれば、入社後もしっかりとした環境で働いていける可能性が高いと思います。逆に経歴書を良く見ずに選考を進めてしまう企業は、入社後も仕事を進めて行く上で、そのような事が多々起こりうる可能性が高いのではないかと思います。

自分の行動が全て結果に反映されるということを忘れずに転職活動に取り組んでいくと、必ず自分自身にとっての良い方向へ進むことが出来ます。

類は友を呼ぶ!です。