何をするにも、タイミングってあると思いますが、転職にもみなさんが動き出しやすいタイミングあるようです。ちょうど今頃も・・・
冬のボーナス!!
年俸制や固定給、もしくはボーナス設定がない企業もありますが、一般的にボーナス時期と言うと、夏と冬と言われています。特に冬は、1年の締めくくり時期という事もあり、ニュースや新聞でも、世間の平均支給額がどうだとか、昨年よりも上がったとか下がったとか、何かと話題になりますね。そうまさにこの時期、正確には、早い企業ですと11月、遅くても12月中旬位でしょうか。
転職を考えている方々にとっては、動き出しや退職のタイミングと考える方が多いようです。
もらう物はもらってから辞めようという考え方!
よく、ボーナスもらってすぐ退職というと、賛否両論あるようです。そりゃあ、辞める側からしたら、結構な収入の差がありますし、周りの人からしたら、『もらってすぐに辞めるなんて自分勝手』と思うかもしれません。
私個人的な考え方としては、基本的に正しい考え方だと思います。何故ならば、ボーナスは大体前期の利益の配分ですよね。つまりその時期に貢献していれば、もらう権利がある訳です。辞めるまで頑張っていた人であれば、当然その企業の利益に貢献していた事でしょう。その時期的ズレの証拠に、入社初年度は、新卒でも中途でも殆どボーナスはもらえないものです。
しかし、明らかに無理やりボーナスをもらってから辞めるように合わせるところまでしている人は、ちょっと違うと思いますね。例えば、9月に内定が出たのに、『入社は年明けになりませんかね・・・』というような相談です。それって、本当にボーナスを貰う事しか考えてないですよね。そんな事気にするくらいなら、さっさと次の企業へ入り、早くその企業でボーナスをもらう権利を得る為に努力すれば良いと思います。入社が遅くなれば、転職先の企業でボーナス支給対象になるのも遅くなりますからね。
ボーナス額を見てガッカリ・・・からの転職活動!?
これは非常に現実的な問題ですね。『あんなに頑張ったのにボーナスはこれだけか・・・』、『ニュースでは、半年で100万円以上ボーナスが出ている企業もあるのに・・・』というショックにも似た感覚からの、『もっとボーナス貰える企業へ転職だ!!』という方は、結構いらっしゃるようです。
ここで大事なのは、『ボーナスは利益の分配であること』、つまり、儲かってなければ貰えないものです。ですので、ベンチャーや外資の場合、儲かった時は大きな額出すが、儲からなかったり景気が悪くなったりすると簡単に無支給にする、という事もあるようです。非常に現実的な考え方ですが、恐らく一般的な日本企業はこうならないように、普段から平均的な額を支給しているでしょう。そして、普段の給与とのバランスもあります。給与設定が高ければ、ボーナスの割合は少なくなります。つまり、その企業ごとに適正額あるのです。
例えば、大手自動車サプライヤーは、年間ボーナスの支給が平均で月給の5ヶ月以上と言われ、高い給与を期待して転職したが、年収は変わらなかった、という事例もあります。
普通に転職しても、そんなに年収って変わらないものですね。