前回のブログでは、面接の準備までをご紹介しました。準備が完了すれば、もちろん面接本番へ臨みます!!さてさて、面接本番は、準備とはどう違うのでしょうか・・・
まず、準備は万端でしょうか!?
前回お伝えした通り、面接の準備は非常に大事です。それはもちろん、人それぞれの準備です。ある人は台本の台詞のように話す内容を準備し、ある人は大まかな流れとポイントを頭の中に入れ、またある人はプレゼン資料のように資料を用意します。
ここで大事なのは、『これだけ準備してダメだったら仕方ない』と思える事を理想として、しっかりと準備出来ているか、という事です。
面接当日!そして本番へ!!
面接当日、家を出る前に必ずチェックすべき事があります。
身だしなみのチェック!
実は、このチェック、技術者の方の場合は特に要チェックなのです。普段スーツを着ない方も多いようですし、身だしなみを気にしないで済む就業環境の方も多いと思います。その為か、普段の身だしなみが・・・、という方が少なくありません。
髪型
身体の上からいくと、まずは髪型です。男性に限った場合、一昔前で言うと、『黒髪、前髪は目に入らない、横は耳にかからない、後ろは襟にかからない長さ』という事になります。もちろん、それよりも短い分には基本的に大丈夫です。
一昔前という言い方をしたのには理由があります。まずは、髪型に関して、それほど厳しく無くなってきていたり、個性を尊重する要素が増えています。特に、『地毛が明るい』という方もいらっしゃり、一昔前だとそれでも黒く染めるべきという考え方もありましたが、現在ではそうではなくなってきています。
では、現在の正解は?と聞かれると、正解は難しいです。何故ならば、面接官次第というのが現実です。しかし、面接試験を受けに行くからには、一昔前の基準でも問題ない髪型が良いかと思います。せっかく受けたのに、髪型だけで落ちたら勿体ないですよね。
女性の場合は、派手な髪型はオススメ出来ませんが、基本的に規制はなく、お手本としては、黒髪で、結べる長さであれば結ぶ、つまりリクルートスタイルを意識すると間違いないでしょう。
顔
女性の場合は、化粧はナチュラル系が良いでしょう。派手な化粧は相応しくない場合が多いです。
男性の場合は、化粧する人もいらっしゃると思いますが、基本的にはナチュラルで、髭などは剃りましょう。
それから、アクセサリー(ピアスやイヤリング等)は着けないようにしましょう。
服装
これは変わらず、ダーク系(黒、濃いグレーorネイビー)スーツ、白Yシャツ、(男性は)ネクタイ、スーツの色に合わせた肌が見えない長さの靴下、黒の革靴、ビジネスバッグ、という一式です。
特に気を付けて欲しいのが、最後の3つです。
靴下は、白のスポーツソックス等は相応しくないです。色を合わせましょう。また、普段着の時によく使われる、短い丈のソックスも避けましょう。また、穴が開いていないものにしてください。技術企業の場合、靴を履き替える事も少なくありません。
黒の革靴。当たり前なのですが、面接当日に違う履物でいらっしゃる方が本当にいました。私が遭遇したのは、黒のスニーカーですね。遠目には分かりませんでしたが、・・・。
そして、ビジネスバッグ。最近は、リュックタイプやカジュアルなトートタイプ等、ビジネスバッグも様々あります。しかし、面接の時は、A4サイズの書類が入る横型長方形でスタンダードな黒の手提げタイプにしましょう。これが、最近一番気になる(違うものを持ってきてしまう方が多い)内容ですね。
オマケで、Yシャツのインナーシャツは必ず着るという事と、透けても大丈夫なものにしてください。上着を脱ぐことは少ないのですが、何かの時にYシャツになった時に中に黒のTシャツ、しかもプリントマーク入りが透けて見えるという事がありました。印象が悪いだけでなく、カッコ悪いのでやめましょう。
持物のチェック!!
当日持参するものを忘れては、面接をしてもらえない場合もあります。必ずチェックしてから出かけましょう。
履歴書・経歴書は?
一次面接時に、履歴書と職務経歴書を持参させる企業は多いです。もちろん、『エージェント経由で提出済みの場合は不要』という事も多いのですが、逆にそれに慣れてしまって、必要な時に忘れてしまう場合も多いようです。しかも、書式に指定があったり、手書き、写真貼付け、等の仕様も、企業によって違います。
もっと言うと、印刷した履歴書を持参したら、【志望動機欄】に前に応募した企業向けの内容のままだった、という事も聞いたことがあります。もちろん、選考はNGになったそうです。
筆記用具
言われなくても持っているものでしょうが、筆記試験がある場合は、えんぴつと消しゴムを指定されている場合があります。特に、マークシートがある場合でしょう。普段はボールペン(消せるタイプ含めて)しか使わない方も多いですからね。
印鑑
交通費の受取や、個人情報取り扱い誓約書を書く場合に必要な場合があります。
ドリンク
実際に面接を受けに行った方で一番あって良かったものとして挙げていました。緊張して喉が渇くので、合間の時間や終わった直後など、少し口を潤したいですよね。特に、面接の待ち時間があったり、筆記試験と面接で数時間拘束される場合に大活躍します。
まとめ
面接準備、身だしなみチェック、持ち物チェックまで完璧になれば、あとは面接本番を頑張ってもらうだけです。とにかく、家を出るまでで、勝負は4割決まっていると言っても過言ではないでしょう。準備が一番大事、これは仕事でも、あらゆる職種に共通する事ですね。面倒でも、直前まで気を抜かずに準備しましょう!!